目次
- はじめに
- システム要件
- インストール手順
- 基本的な使用方法
- 高度な復旧操作
- トラブルシューティング
1. はじめに
DBRECOVER for Oracleは、破損したOracleデータベースからデータを復旧するための専門ツールです。バックアップがない状況でも、データファイルから直接データを抽出できます。制御ファイル、REDOログ、アーカイブログがなくても動作します。
2. システム要件
- 対応OS: Windows 7/8/10/11, Windows Server 2008以降, Linux (RHEL, CentOS, Ubuntu)
- 対応Oracle: 8i, 9i, 10g, 11g, 12c, 18c, 19c, 21c
- メモリ: 4GB以上推奨(大規模データベースでは8GB以上)
- ディスク: 復旧対象データの2倍以上の空き容量
3. インストール手順
Step 1: ダウンロード
公式サイトからDBRECOVERのパッケージをダウンロードします。
Step 2: 解凍
ダウンロードしたパッケージを任意のディレクトリに解凍します。
Step 3: 環境設定(Linuxの場合)
必要に応じて環境変数を設定します。実行権限を付与してください。
4. 基本的な使用方法
データファイル(.dbf)を指定してスキャンを実行し、検出されたテーブルからデータを抽出します。
- DBRECOVERを起動
- 対象のデータファイルを選択
- スキャンを実行してテーブル構造を検出
- 復旧したいテーブルを選択
- 出力形式(CSV/INSERT文)を選択してエクスポート
5. 高度な復旧操作
ブロック破損やUNDO破損がある場合の対処方法、大規模テーブルの分割エクスポートなど、高度な機能についてはサポートにお問い合わせください。
6. トラブルシューティング
問題が発生した場合は、エラーメッセージとともに service@threegem.co.jp までお問い合わせください。